フォトリーディングを日本に広めた神田昌典氏の「非常識な成功法則」を読む。2/9の週間ダイアモンドでは、勝間和代さんの「知的生産革命」の特集だったのだが、そこで彼女が神田氏から受けた影響を述べ、彼の著作を良書として推薦していたので、読んでみる事にした。
成功法則に関する本は何冊か読んだが、この本から得られた新しい成功法則は以下の3つ。
①心とお金の問題を別々に考えること
②まず「やりたくない事」を書き出し、次に「やりたい事」を書き出して、目標を決めること
③未来の自分をイメージ化すること
まず、①心とお金の問題を別々に考える、というのは、人々を究極に単純化すると、心が豊か/貧しい、お金がある/ない、で4つのタイプに分けることが出来るとのことである。
ⅰ心が貧しく、お金もない ⇒凡人
ⅱ心が豊かで、お金がない ⇒宗教家?
ⅲ心が貧しく、お金がある ⇒成金
ⅳ心が豊かで、お金がある ⇒本当の豊かなお金持ち
そして、神田氏は、普通の人々はⅰからⅳに一気に行こうとするから混乱している、と言っている。お金を稼ごうとする行為と、心を豊かにする行為(謙虚でいる、人を大切にする、等)を同時に満たす事は難しいのに、それを一気にやろうとするから、ジレンマを抱えてどっちつかずになってしまうのだ。そのため、まずはお金を稼ぎ(ⅲ)、お金が溜まったら一生懸命心を磨け!(ⅳ)と言っている。そして、ⅰからⅲに行くときには、マイナスの感情(劣等感、嫉妬、怒り)を糧にすると、驚くほどのエネルギーが湧いてくるはずだ、と言っている。
うーん。。。あまり賛同しない考えだけど、取りあえず斬新な法則だ!
②「やりたいこと」を書き出す前に、「やりたくないこと」を書き出すのは、「やりたいこと」には「やりたくないこと」も含まれている事が多いためである。例えば、ビジネスで成功したい!と思っていても、その過程には「嫌な顧客と付き合う」「人に頭を下げる」等、やりたくない事も含まれている。そのため、やりたくないことを先に書き出して、やりたい事をより明確にするとよい、とのこと。
③は、未来の自分をイメージ化すること。これは、大学院で催眠療法についてちょっと触れた時に、教授が教えてくれた方法と同じだったけど、クライエントだけでなく、自分にも応用できる事に私は気づいていなかった。
イメージ化は以下の通り:
エレベーターに乗っている自分を思い浮かべ、行き先階『未来』を押す。そして、『未来』で降りると、そこでは自分の目標の達成を祝うパーティが開催されていた。そこには誰がいるか?何と声をかけられるか?そして、どんな気持ちがするか?そんなことを詳細にイメージし、感覚として味わう。暫くすると、人ごみを掻き分け、2年後の自分が現れた。そして、どのように目標を達成したか、詳細に話してくれる。昨日、1週間前、3ヶ月前、1年前に何をしたか、そして2年前に目標に向かっていく事を決意した事を教えてくれる。自分の中で、目標を達成した2年後の自分と現在が繋った!未来の自分にお礼を言い、別れを告げ、エレベーターで現在に戻ってくる。目標を達成したイメージ、感覚を抱えて。。。色々な本を読んでいると、何かを成し遂げた人は、分野は違えど同じような事を言っているような気がしてきた。数々のヒントの中から、自分に合う法則を見つけ出し、実践する事が必要だと思った。
非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
神田 昌典 / / フォレスト出版
週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]
/ ダイヤモンド社